バンコクから70Km以上離れている「メークロン鉄道市場」と「アンパワー船上マーケット」。バンコクから別々で行くにはちょっと遠すぎるから一気にまとめて行きました!朝は8時に出発!(私は体内時計がバグり散らかすので寝ずに行きました)
珍しく旦那プレゼンツの観光地やったので全部お任せルート。朝の電車がめちゃめちゃ寒くて、寝てないのも相まりスタートから不機嫌な嫁
目次
Day36 ハイライト
- メークロン市場に行って走る電車を間近で見る!
- アンパワー船上マーケットに行く!
メークロン鉄道市場について
メークロン鉄道市場とは
現役で使用している線路脇に野菜や果物などの商店が所狭しとひしめき合う鉄道市場があります。別名タラート・ロム・フッブ=傘をたたむ市場(ตลาดร่มหุบ)。その名の通り、線路脇で商売をする人たちは、メークローンとバーンレーム間を往来する列車が行き交う時(1日8回)に、店のテントやパラソルをたたんで列車を除け、列車が通り過ぎると再びテントやパラソルを広げて商売を再開します。
メークローン鉄道市場(タラード・ロム・フッブ) | 【公式】タイ国政府観光庁 (thailandtravel.or.jp)
電車が走ってる線路際の両脇に、市場がずらっと並んでて、電車が来る度に2mほど店を後ろに下げて、電車が過ぎると元に戻して市場を再開する場所!鉄道大好き女にはたまらない。
鉄道の運行時刻
コロナ影響で便数が減っているという噂を耳にしていたので11:10しか見えないと思いきや、上記赤線は走っていたので二回も見れた!それなら二回目は電車に乗ればよかった、、
メークロン市場自体が夕方には閉まってしまうと聞いたので、早い時間に見に行った方が無難かと思います。
バンコク中心街からの行き方
- 電車で「Chatuchak Park」駅に向かう
- 駅から徒歩20分ほど先の「Mochit NewVan Terminal」に行く
- チケット売り場で乗車券を購入(一人100バーツ)
- 運転手に呼ばれるがままバンに乗る
- 乗車一時間半程度でメークロン市場近くのバン降り場に到着!
チケット購入時のレシートに書かれている出発時刻は飾り(笑)で、実際は人が集まり次第出発になります。私たちは8:40に到着し、9:10頃に出発しました。
実際に行ってみた(日記)
到着したのは11時直前やったけど観光客がいっぱい!ツアーで来てる団体客も多くって、タイで初めて日本人を見かけました。
実際に市場を歩いてみると、ほんっっまに線路ギリッギリまで店出してたw
店は魚とかフルーツとか肉から服までいろんなモノを売っていました。売ってる魚がめちゃめちゃ臭くて籠って悪臭やった、、暑い中いつから置いてるかわからず、こんなところで(失礼)買うんや、、って思いつつ、食品を国産にこだわる人たちの理由もわかった気がしてきた。東京時代は安いのが正義過ぎて国産なんか買えんかったけど、海外産のものって元はこんなところから仕入れてるかも知らんよなっていらん知識ついてしまった。。悪臭マーケット第二位です。(一位はホイアン)
電車が通過する時間になるとアナウンスがタイ語と英語で流れてきて、そのアナウンスが流れるとみんなお店をバタバタ引っ込めだし、すっきりとした道に!!よく見ると商品棚の下にレールがついてて、押引きがすぐできるようになってました。賢い。
遠くから電車が走ってくる音がしてきてドキドキしながら待ってると、「そんなところ立ってちゃダメ!そっちに行きなさい!」と現地の人が助けてくれました。
のんびりゆっくりとではあるけど、カラフルな鉄の塊がこっちにむかってくる光景はここでしか見れないんじゃないかな。
どれぐらい近いかというとこの距離。すぐ後ろには店があって下がれない状況。顔の目の前を電車が通っていく!!旦那さんと「触れるで!!」って言いながら大はしゃぎ(笑)窓からは観光で乗った西洋人が手を振ってくれました。
サービス精神旺盛で、電車が駅に止まってる間は自由に写真を撮らせてくれます。
良くも悪くも観光するところはここしかないので、アンパワー船上マーケットに移動します。
電車の表側は人がたくさんいたけど、反対に回ると少なくてすぐ写真取れたよ!
アンパワー船上マーケットについて
アンパワー船上マーケットとは
古い伝統家屋や長屋が残り、地元住民も昔ながらの水上生活を続けていることから、古き良き時代のタイを求めて、近年ではバンコク在住のタイ人でいわゆる都会の若者といわれる層から人気を集めています。全長およそ500mのアンパワー運河の両岸には数多くのお店がびっしりと建ち並んでいます。マーケットが開催されるのは毎週金土日の週末限定で、オープンは15:00から21:00の間のみ。
アンパワー水上マーケット | 【公式】タイ国政府観光庁 (thailandtravel.or.jp)
15時~との情報やったけど13時過ぎ頃から船はあって、15時以降と数の変化はなかったよ
メークロン鉄道市場からの行き方
- メークロン鉄道市場の近くから乗り合いのロットゥーがあるとの情報やったけど見つからず、トゥクトゥクで行きました(120バーツで20分ほど)。本当はここにあるはず↓
後述するけど、ロットゥーは一人20バーツで乗れて安いので、頑張って見つけてもいいかも!
実際に行ってみた(日記)
12時過ぎに到着したのでマーケットをぷらっとして、15時まで川沿いのおしゃれカフェで待ってみました。ここのクロワッサンがめっちゃ美味しくって、足を川にブランブランさせながらのんびり食べれて最高やった!
「チョコ味とガーリック味頼んでシェアしよう~!」と言ったのに、旦那が「チョコレート1つ、ガーリック2つ」って頼みだして、こんな英語間違えちゃうの!?って焦って修正したら「いや俺は二個食うんや!!!」って間違ってなかったそう。食費かさばるから食うな。店主爆笑。
時間がたっぷりあったので、「あんたは写真を一発で決めようとしすぎや。何枚も撮るねん。ほんで自然な感じが流行りやから『こっち向いて~!ハイチーズ!』ってヤツやめて。ピースでもしてそっち向いたらええんか?」と説教タイム。旦那が撮る私盛れなすぎて事件やねん。
15時になって中心の方に戻ってみたものの、あまり変化はなく、コロナ前の情報と比べて船は少なかったかな。
ただ水上船でしかマーケットがないのかと思いきや、川沿いに山盛りのマーケットが並んでいました。ミニチュアの食品サンプルや食べ物、ポストカードや服なども売ってて、人もめちゃめちゃおって、さすがに密すぎるやろ~~言うてコロナ怖くなったレベル。
私たちはそれぞれの実家に送ろうとポストカードを二枚買った!昔の旅人はこうやって家族と連絡とってたんかなと思うと地球の大きさを実感する。国を跨ぐごとに送るようなルーティンにしたいな。今はテレビ通話もでできちゃうし、行き先もGoogleMapで賄えるから、地球って小さいなって思い込んでたんよね。
でも船をよく見たら、船上で女の人が器用に調理している姿を発見!調理後のフライパンに残ってる油をそのまま豪快に川に投げ捨ててた。日本で異質星人の扱いを受けるほど前世海賊みたいな豪快女なんやけど、それにはさすがに焦った。やっぱり私も神経質な日本人なのね。
川沿いの階段に机並べてそこで食べてた。私もそこで食べたいんや。と並ぶこと10分で一番川に近い席に座れました。メニューもめちゃめちゃ良心的で一品50バーツ(約200円)程度!
みんな船の先端にお花とかお供え物をしてて、水の神様的ななにかなんかな~と思ったり。日本人には「万物が神様」の鬼の多神教な神道の考えが根強いから寄り添えるけど、一神教の宗派が、水に神的ななにかを感じるのって不思議と思った。どの宗教も水で浄化される認識があるから(神社の手水、沐浴など)やっぱり特別な液体なんやろなあ。
目の前の船で調理してくれてもはや船上のパフォーマー。味も最高においしくて、足元にはすぐ川で最高でした。食べてると水位があがってきて足がべちゃべちゃになったのもご愛嬌。(感染症がこわいので水ですぐ流した)
裏の寺にも寄り道してみたけど、入口のお姉さんがお昼寝中やったので入れませんでした。暑いから疲れるよね。
東南アジア等の上座部仏教って、日本の大乗仏教と違って金ピカでめっちゃ派手。なにか分らんけど、国籍・年齢・性別問わず「すごそう、大事そう」ってわかるからもはやユニバーサルデザイン。
日本に来た外国人は地味な神社をみて感動するんだろうか?と心配。わびさびって外国人にもわかるんだろうか。日本人の私やと、なんとなく落ち着くって感じ方やけど、実家の方が数百倍落ち着く。
バンコク中心街への帰り方
アンパワーから直接バンコク行のバスが無かったので、再度メークロンに戻ってから同じミニバンで帰宅したよ
- アンパワーの近くのバス停からロットゥー(乗り合いトラックみたいな)に一人20バーツで乗る。ちなみにめっちゃわかりにくい!緑の屋根の屋台の隣が待合室。20分くらい待ったら二枚目の写真の車が来て乗ったよ。
- 20分くらいでメークロンのミニバン乗り場に到着
- バンコク行のミニバンを予約し待合室で待機
- 帰りは渋滞してて二時間かけて、チャトチャック市場の近くに降ろされました(他の行き先もいっぱいあるはず)
費用まとめ
- チャトチャック市場~メークロンのミニバン・・・100バーツ(約400円)
- メークロン~アンパワーへのトゥクトゥク・・・120バーツ(約480円)
- アンパワー~メークロンへのロットゥー・・・20バーツ(約80円)
- メークロン~チャトチャック市場のミニバン・・・100バーツ(約400円)
※1バーツ4円で換算してるけど実際は3.87円(2022年6月)
※私たちは赤線の2本を見たよ