【お役立ち】ナイル川クルーズ3泊4日の旅(エジプト)

アスワン~ルクソール間を運航するナイル川クルーズに行ってきたお役立ちレポート。

もはやこの世界一周旅中(他記事はこちら)で1,2を争うほど楽しみにしていた一大イベント。実際に参加してみた内容をご紹介します。

※実際の様子はインスタのハイライトへ

予約方法

trip adviserに掲載されているツアーより予約しました。

泊数や巡る遺跡の種類が多少異なるのみの、全体的に似たり寄ったりの中で、私たちは①アブシンベルのツアーが包含されているもの、②運航日がスケジュールに合う会社、③かつ安価なものを選びました。

同じ旅程で一番安かったツアー会社が月水木のみの航行開始日になっていて、スケジュールに合わず断念。とはいえたっっくさんの会社があるので最安値を狙わないなら直前でも余裕で予約できそうな雰囲気。

クルーズ料金(一人あたり/3泊4日)

必須費用

合計 $486(約71,700円)+ガイドへのチップ

  • クルーズ代金:$373(約55,000円)➡予約時支払い
  • 船内スタッフへのチップ:$25(約3,700円)➡チェックイン後現金徴収
  • ガイドへのチップ:任意 ➡最終日に現金徴収
  • 各遺跡の入場料:計1,745EGP(約13,000円)➡ 入場時に都度現金徴収

※レートざっくり

円安大打撃。一昔前なら5万円ちょっとで行けたはずなんや。。

クルーズ代金に含まれるもの

  • 1日目昼食~4日目朝食までの食事
  • 3泊目夜のベリーダンスショー鑑賞代金
  • 各遺跡への船、バン、馬車など移動費
  • 4日目の気球ツアー代金
  • 初日と最終日のホテル(または空港)への個別送迎代金

その他

  • 船内の飲み物(ティータイムのコーヒー等以外)は有料。ビールは75EGP(約530円~)、水22EGP(約160円)、ボトルワイン440EGP(約3,000円)など割高の様子
  • Wi-Fiは有料で使用可能。ただ基本的に船内にも電波は届いており、orangeで購入したSIMカードのままスマホの使用ができました
  • 船内でたばこの購入は可能(通常27EGPのものが50EGPと割高になる)
  • 1日目に$30でヌエバ族交流のオプショナルツアーに参加可能

旅程

4日間で9か所もの観光地巡りにプラスして最終日には気球ツアーもあり盛りだくさん!毎朝(というか深夜)に起床必須だったのでもはや強化合宿気分。

私たちはクルーズ終了後ルクソールに宿泊予定だったので、カルナック神殿やルクソール神殿などアクセスのいい場所はクルーズ時に参加せず船内でのんびりして、後で個人で行ってもよかったなあ~と反省。

観光や移動、食事など全てのスケジュールが20人ほどの固定グループでの活動になります。ハードなのも後押ししめちゃめちゃ仲良くなった。

スケジュール詳細

8:00~11:00
・予約時に指定した時間にホテルまで送迎が来る
・船内でウェルカムドリンクを貰い自由時間

12:30
・自室へチェックイン

13:00
・船内で昼食ビュッフェ

14:00
・アスワンの港からバン、小船に乗り移動

14:30
フィラエ(イシス)神殿観光(50分)

16:00
・香辛料屋へお土産購入タイム

17:00
・船へ帰宅、自由時間

20:00
・船内で夕食ビュッフェ

~この日の航行はなし(停泊)~

4:00
・アスワンの港からバンに乗り移動
・朝食は紙袋にて支給

9:30
アブシンベル神殿観光(60分)

10:30
・アブシンベル神殿からアスワンの港方面へバンにて戻る

14:30
・港への帰宅途中でアスワンハイダム観光(20分)

15:30
・船内にて昼食ビュッフェ

~初航行開始(自由時間・ティータイム)~

18:30
コムオンボ観光(60分)

20:00
・船内にて夕食ビュッフェ

5:30
・港から馬車に乗り移動

6:00
ホルス神殿観光(60分)

8:00
・船内で朝食ビュッフェ

~航行開始(途中「エスナの水門」と呼ばれる高低差のある川のエレベーターを昇ります)~

13:30
・船内で昼食ビュッフェ

16:00
・ルクソールの港からバンに乗り移動
カルナック神殿観光(90分)

17:30
ルクソール神殿観光(60分)

19:30
・船内で夕食ビュッフェ

21:30
・共有スペースにてベリーダンス、スーフィーダンスショー鑑賞(30分)

4:00
・チェックアウト
・ルクソールの港から小船、バンに乗り気球乗り場へ移動
・朝食は紙袋にて支給

6:00
・王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿および周辺の遺跡群を上空から見下ろす気球ツアーに参加(60分)

7:00
・バンにて移動

8:30
王家の谷観光(90分)

10:30
ハトシェプスト女王葬祭殿観光(50分)

11:30
・船に戻り解散(ホテル、空港までの送迎あり)

船が航行するのはアスワン⇒ルクソール間のみで、港からバンに乗り換えての移動が主でした。アブシンベルまで船で行ってほしかったな~~

観光箇所、入場料一覧

  • フィラエ(イシス)神殿:200EGP
  • アスワンハイダム:100EGP
  • アブシンベル神殿:255EGP
  • コム・オンボ:160EGP
  • ホルス神殿:200EGP
  • カルナック神殿:220EGP
  • ルクソール神殿:180EGP
  • 王家の谷:260EGP(入る遺跡によって追加料金が発生する場合も)
  • ハトシェプスト女王葬祭殿:170EGP

※観光順 / 2022年11月現在1EGPは5.7円

付属ツアー(追加費用無)

  • ホルス神殿までの馬車乗り
  • 気球ツアー
  • ベリーダンス、スーフィーダンスショー鑑賞

船内の様子、設備

私たちが乗った船は「Nile River Jewel」という3階層+屋上テラスありの船でした。最低ランクの値段だったのであまり期待してなかったけど、、めちゃめちゃ良い!!!

味ありすぎレセプション
客室にはセキュリティボックス、テレビ、冷蔵庫があった。
窓は開けれる!
うれしいドライヤーとアメニティ付!
シャワーは水圧、水温共に許容(個室)
食堂
ビュッフェは毎日違うメニュー
プール付の屋上テラスは最高
小さなお土産屋さん
室内共有部分
  • 客室は普通のホテルって感じ。もちろん毎日清掃してくれます。
  • 夜中でも共有部分やテラスは開放されていて、ナイル川を眺めながらぼーっとするのが最高。
  • 客室に電子ケトルはなかったものの、お湯が欲しい場合は言えばくれるとのこと。
  • Wi-Fiは前述通り有料。(値段聞き忘れた)

これから行く人へ

  • 船内の飲み物は高いのと買うタイミングが限られているので、(特に節約したい人は)事前にスーパーで買っておくことをおすすめします
  • (上記について)遺跡巡りの際に買えるものの、遺跡周辺のミニマートは観光地価格となっており通常より4~5倍の値段
  • ハードスケジュールなのと、観光先は参加必須では無いので、行かないという選択もあり。特にカルナック神殿やルクソール神殿はアクセスが簡単なのでその時間を船内でのんびりすればよかった。(ちなみに私たちはアスワンハイダムに行きませんでした)
  • 船は全然揺れないので、よっぽど繊細でない限り船酔いの心配は不要
  • 乗船後に現金が必要な場面が多々あるため、多めに持って行った方が吉

クルーズツアーのメリット・デメリット

<メリット>

  • 個人アクセスの難しい遺跡へぼーっとしてても連れて行ってくれる
  • 荷物を持たなくていいのが何より便利でストレスフリー
  • 盛りだくさんのツアー内容に移動費用も含めこの値段だとお得だったな~という感覚
  • 効率よく回ってくれるので、時間が限られている人にはぴったり

<デメリット>

  • 何度も言うけど本当にハードスケジュール!のーんびり船内で過ごせたのは3日目のお昼だけだった。
  • 思ったより航行時間が短く、港に泊まってる時間の方が長い。(アブシンベルまでクルーズで行ってくれるツアーもあるとの噂)
  • 観光先の滞在時間が決まっているので、ゆっくりと自分のペースで見ることができなかった。
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ABOUT US
niko
'94年生まれの28歳。平成の諸葛孔明と言われるスキルで2年間片思いした会社の同期を旦那に昇格。金融会社5年目で脱サラし、新婚旅行を兼ねて世界一周旅行中。一家全員B型のサラブレッドとして生まれ、情緒が安定したことがない。