世界一周に向けて山盛りのワクチンを接種したので全貌をご紹介。「健康がお金で買えるのなら」と思う反面、日本より安い費用で接種したい、一日も早く旅に出たい、という欲張りな想いを叶えるべく、ベトナムで2回、タイで1回に分けて接種しました。
目次
接種したワクチンの種類と金額
- 狂犬病ワクチン2回分:約8,400円
- 日本脳炎:約4,000円
- A型肝炎:約6,000円
- 腸チフス:約3,250円
- 破傷風:約1,575円
- 黄熱病:約5,600円
- 髄膜炎:約10,000円
合計38,825円でした!日本で接種する金額の半分~3分の1程度!
私たちの様に、バラバラの病院で接種すると毎回初診料がかるので、本気で費用を抑えるのなら全部同じ病院の方がいいのかなと思いました。
周遊予定の国
- ベトナム
- タイ
- ヨーロッパ(東欧含む)
- エジプト
- ケニア
- モロッコ
- トルコ
- 南米
- アメリカ
ワクチンの選び方
- 滞在予定国の外務省が掲出している、衛生事情や流行している病気一覧を見る(■たとえばベトナムはこんな感じ)
- 厚生労働省が掲出しているFORTHの海外渡航お役立ち情報で調査
- ある程度決めたうえで、行った病院のお医者さんとも相談しました
- 母子手帳に過去接種したワクチンの履歴が残っているので参考にしました。ただ免疫有効期間が過ぎているものがいくつかあったので、接種したことがあるからと安心は危険!
接種するワクチンの決定理由
- 狂犬病・・・野犬がいるような国に行く際は接種必須と思ってます。狂犬病は致死率100%なうえ、犬以外の動物も持っている可能性があることや、噛まれるだけでなく粘膜感染すると聞いたため迷わず決定。一週間間隔で二回の接種が必要です。
- 日本脳炎・・・子供のころ接種している人が多いものの、免疫有効期間は5年程度。蚊で感染するもので、特にアジア圏に流行しているそう。蚊よけ対策は結構頑張ってたもののやっぱり噛まれることはあるので安心。
- A型肝炎・・・食べ物や水から感染する可能性があるとのこと。実際、食器をめちゃめちゃ汚い水で洗っていたり、そもそも水道水が汚い国もあったので打ってて安心。
- 腸チフス・・・症状を持つ人間の尿や便から感染するもの。トイレに紙がない、手洗い場に石鹸がないなんてざらにあるので、ちょっと迷ったものの打っててよかったなあという印象。
- 破傷風・・・破傷風菌は世界中の土壌に存在すると知り、サンダルで移動する際、足の傷から入り込むことを懸念し決定。水たまりにはまることもあるので安心でした。

赤ちゃんのときに接種している人が大半なので不要かと思いきや、免疫は10年が有効期間とのこと。アラサーは確実に免疫切れてるので注意!泣
- 黄熱病・・・アフリカと南米に行くこと、イエローカードが無いと入国やトランジットができない国があることを知り接種しました。黄熱病ワクチンは接種後4週間、他のワクチンが接種できないので、スケジュールを立てて最後に接種するのが無難です。
- 髄膜炎・・・アフリカ中部が流行地域。モロッコ、ケニア、エジプトに長期滞在予定なので決定。粘膜感染するものなので怖い。。
- B型肝炎・・・先天的でない場合、輸血や性行為等、血液や体液で感染するそう。医療従事者でなく、風俗に行く予定はないので接種見送りとしました。
実際接種した病院と探し方
病院の探し方
- 各国の外務省HP上で、接種できる病院を掲載してくれていたので、そこから探しました
1・2回目はベトナムで接種
- ホーチミンで一回目のワクチン接種した詳細は以下の記事
- 二回目のワクチン接種は上記記事と同じ要領で、移動した先のダナンの「VINMEC INTERNATIONAL HOSPITAL」で狂犬病ワクチン二回目のみ接種しました
3回目はタイ「スネークファーム」で接種
- 三回目のワクチン接種はタイ バンコクのバックパッカー御用達「スネークファーム」で接種しました。こちらは予約不要(というか予約不可?)です。
料金は以下画像参照。

WHOは二回接種でOKとしていますが、私たちは3回打とうとしていたものの、タイの病院で「意味ないからいらんで」って言われて結局2回にしました。じゃあ病院2つで完了できたやん、、、、、