2017年に建設されたKenya Railwayという電車に乗って、ナイロビからモンバサを往復しました。予約方法や時刻表等、行き方をまとめております。
目次
Kenya Railwaysとは
ケニア鉄道公社、ケニア鉄道もケニアの国有鉄道のこと。 1977年に設立された国営企業。今回乗車したナイロビ~モンバサ間は2017年に開通。資金の九割を中国が出資し完成されたもので、1963年のケニア独立以降最大のインフラ事業である。
切符購入方法
私たちが乗った時のセカンドクラスはほぼ満員状態でした。予定に余裕が無い場合、先に買っておくことをおすすめします。
ネット購入
※MPESAアカウントが無い場合、ネット購入ができません
★公式HPの予約用URLはコチラ
<乗車までの流れ>
①上記URLで予約。予約時にはパスポート番号が必要です。
②予約が完了すると、7桁(全数字)のアカウント番号が発行されます。
③駅に到着した際、発券機で7桁のアカウント番号と予約時に入力した携帯電話番号を入力
④発券機から切符が発行される
<メリット>
・売り切れの心配がない
<デメリット>
・発券機には長蛇の列ができており、窓口購入の方が早かった
・MPESAが無いと予約できない(クレジットカード不可)
日本のPayPayみたいな決済アプリのこと。個店でも対応していて一見便利そうなんだけど、safaricomというSIMを使用していること、またそのお店で現金チャージしか出来ないので私は利用しませんでした。ケニアに長期滞在するなら利用してもいいかも。。?
駅の窓口で購入
<乗車までの流れ>
①駅構内の窓口へ行く
②切符購入 ※パスポート提示必須
<メリット>
・クレジットカードが使える(ただし手数料50kesが取られる)
・ネット予約用の発券機より早い
<デメリット>
・事前購入(その日の乗車ではない)の場合、身体チェックと荷物チェックを通さないと入れない場所に窓口があるため面倒
・売り切れている場合がある
金額、座席クラス
ファーストクラス(3,000kes=約3,600円)とセカンドクラス(1,000kes=約1,200円)の2種類。
私たちはセカンドクラスに乗ったよ。我慢ならない程ではないけど、結構狭いしシートが硬くて直角。ましてや3人席の真ん中なんて地獄だと思う。
時刻表・所要時間
・ナイロビ発、モンバサ発ともに8:00/15:00/22:00発の、一日に三本運行。
理由は不明ですが、ネット予約だと朝8時発が選択できない場合がありました。
・所要時間は5時間5分。
駅の場所
ナイロビ・モンバサ共に中心地~駅は、Uverで1,000kes(約1,200円)程度。両方とも市街地からは20km程度離れており、空港に近い立地となっております。
<ナイロビ駅>
<モンバサ駅>
車内の様子、設備
・トイレ、洗面台あり
・ファーストクラスのみ充電用コンセントあり
・Wi-Fi無し
・車内販売がありました。お菓子やパン、飲み物が売られており、頻繁に行き来しています。
・エアコンが付いていて基本適温でしたが、途中で少し暑い瞬間もありました。
駅構内の様子、設備
<ナイロビ駅>
・一度目の荷物チェック後に小さな売店がありました
・二度目の荷物チェックの後に入れる駅構内には、待合室(ファーストクラス専用もある)やカフェがありました。
<モンバサ駅>
・ショッピングモールのような施設と一体になっている
注意点、治安、その他
- 駅構内に入るために数回のX線チェック、パスポートチェック、身体チェック(男女別)、警察犬による厳重な荷物検査があります。
- 上記より電車の発車時刻の少なくとも一時間前には到着必須!
- ライター、酒類の持ち込みは禁止されております
- 駅構内に入ると喫煙不可
- モンバサはUverが捕まりにくく、呼び込みのタクシーに乗った方が早いですが安全性に欠けるためおすすめしないとのこと。私たちはUverを現金払いに変更した途端マッチ出来ました。(一時間かかった)
疲弊するほどの厳重チェック!テロ対策かな。なので安全面はある程度保証されていると思って安心したし、車内も危険な感じは全くなかったです。
ベトナムでも電車旅をしているのでこちらもどうぞ
何とも珍しく、電車は定刻での発着でした!遅れまくるバスよりいいかも。車窓からは動物が見えたりアフリカを全身で感じれたよ。