7月3日~ロンドンで始まったヨーロッパ周遊(前半戦)の最後の国、スペインはバルセロナへ到着!いつもどおり特に事前調査なく着いたものの、現在地を調べるとうっかりサグラダファミリアの近くにいた。ボルドーでのんびりしたので今日は二人とも元気!そのままぐるっと「観光名所」と呼ばれる地を巡ったよ
目次
日記(2022/8/26)
朝6時のまだ真っ暗なバルセロナに放り出され、ヨーロッパ周遊最後の国へ到着。バスに乗ってうっかりネットフリックスでドラマ「SUITS」にはまってしまい、若干の睡眠不足ではあったものの、ボルドーでのんびりしまくっていたので結構元気。
早朝のサグラダファミリア
荷物をロッカーに仕舞い、そのまま歩いてあのサグラダファミリアに向かうことにした。なんだかんだ7時をすぎてもまだ薄暗くて、人も全然いない。むしろ寒いくらい涼しくって空気が澄んでて運動会の朝みたいな天候。
20分ほど歩くと同じ背丈の建物が並ぶ街の奥に頭が見えてきて、うれしくなって早歩き。サグラダファミリアの裏側に到着!久々に”THE観光地”に来て、やっぱり都会の方が好きやなと思った。
今まで数えきれないほどの教会に行ってきたからこそ、テイストが大きく違うデザインにより興味がわいた。デザインは違うものの、外壁に施されてる彫刻は散々見てきた聖書の一場面。だいしゅきなベロニカさんも居た!!
ヴェロニカは、伝説によれば、重い十字架を背負わされてゴルゴダの丘に引かれて行くキリストの痛ましい姿をみかねて、その顔にしたたる汗を手巾で拭いたところ、奇蹟的にも、その拭った布(スダリウム)にキリストの顔が写されたという。
出典: 国立西洋美術館名作選. 東京, 国立西洋美術館, 1989. cat. no. 10
朝早すぎて全然人がいなくて、サグラダファミリアに朝陽がさして綺麗で、めっちゃいいタイミング。
6年前に来た時とぜんっぜん進化してなくてほっとした。地元にずっといる小学校からのフリーターの友達に会った時の安心感と同じ。あれから月日だけが経ち、私もなにも成長してないよ、同じだね、と話しかけたレベル。
いつも2ショットを撮りたいときは、キヤノンカメラのセルフタイマー5ショット連続で撮ってるねんけど(何となくワンショットずつポーズ変えないとあかんと思ってるから大はしゃぎで撮影していつもブレる)、通りがかった自称フォトグラファーのドイツ人がiPhoneで撮ってくれた。さすがフォトグラファーなだけあって、地に這ってめちゃめちゃいい写真を撮ってくれました。やさしい。
ガウディのパトロンが亡くなったから、建設途中やったサグラダファミリアも建設費用が足りなくなり、募金が貯まったら建設という形式を取ってるからいつまでも完成しないらしい。でも未完やからみんなロマンを感じ見に来てるのかなと思ったり。
【補足】お箸文化について
その後ちょっと雑談してんけど、東アジアの”お箸を使ってご飯を食べる文化”に「クレイジーだよ!」って言ってウケてました。
ブリュッセル滞在中のエアビー先でも「なんでもお箸で食べるの!?!?(笑)」みたいなリアクションをされたから、こんなにもSNSが普及してて地球が小さくなってる現代にそんな引っかかること!?と不思議に思ってちょっと調べてみた。
意外にもお箸を使って食事をする人口は世界の約28%もいるとのこと!これは意外。中国人の母数が多いからかな。
でも日本以外はお箸とレンゲを一緒に使うところが多いらしく、汁物さえもお椀に口をつけてお箸で食べたり等、全部お箸で食べちゃう前提なのは日本だけの文化らしい。
参考:世界全体から見たお箸のある暮らし | 箸のふるさと館WAKASA
狂うほど愛してたカフェに執念の再会
6年前にもスペインに一度来たことがあって、そのときは二週間ほどかけてバルセロナ・マドリード・サラマンカを周遊していた。
その際見つけたカフェ(ただのチェーン店)で食べた、トースターで両サイドから焼き潰すハムチーズクロワッサンに激はまりして狂ったように通ってたんやけど、そこにどうしても行きたくて、6年前の写真をひっくりかえして画像から店名割り出してなんとか発見。
開店する8時まで時間があって、20分程店前で待機。店員さん怖かったやろうな。※もう一度言うけどただのチェーン店
クロワッサンの醍醐味を削ぐような行為をしていて背徳感を感じつつもめっちゃ美味しいんよ~!執着心はどのベクトルにも強い女です。
スーパーで売ってるパンの値段はフランスがダントツに安かったのもあり、ヨーロッパ内でも特にフランスがパン激推しの国なんやな~って思ってた。スーパーでのパンの値段はやっぱりフランスの方が安かったけど、バルセロナの方がどこもかしこもパン屋さんがあった。しかも早朝から開いてて安い。
三か月ぶりの体重測定
朝ごはんも済ませて、観光名所と言われるガウディの建築物でも一応みておこうか、と街を散策していた時にふらっと入った薬局の中に最新っぽい体重計があった!しかも0.2€と安い!
意外とどのホテルに体重計が置いてなくて、お店で測れたとしても1€(約135円)かかったりするから「わざわざお金払ってまで」と思って敬遠してたのもあり、三か月前にダナンでワクチン接種したときに計測した以来、一度も計ってなかった。
毎日平均2万歩前後歩いてたし、ご飯も無駄なものは食べず、水分補給も基本お水。サラリーマン時代は家から徒歩1分の駅までしか歩かず、UberEatsのヘビーユーザーで、二日に一回は飲みに行くような健康とは程遠い生活をしてた。比べ物にならんくらいめちゃめちゃ理想的な生活。やから痩せてるやろな~とは思ってたけど
旦那氏、まさかの7キロ減!何年振りかの60キロ台に突入まであと少し!
結婚式のときも「俺が太ってあげてるおかげでお前はやせて見えるんやから」とかなんだかんだ言ってパチンパチンで迎えてたのを思い出して腹立ってきた。
とりあえずガウディ建築見ておく
正直教養が足りてなさ過ぎてガウディの何がすごいのかはわからんけど、7つも世界遺産を生んでるすんごい人らしい。
ガウディは設計図を中心に作成して建築するのではなく、模型でその建物が成り立つかを検証して建てるのがすごいんやって。
バルセロナの台所「ブケリア市場」
ヨーロッパの街並みや観光名所に飽きてきたため、スペインは飲み食いに全振りしよう!と決めてた。市場の中にはお肉屋さんから海鮮、フルーツ屋やいろんなお店が立ち並んでました。ベトナムで行ったベンタイン市場の上位互換って感じ。
市場の周りにはぐるっと飲み屋さんが囲んでいて、みんな昼間っから飲んでました。見てるだけで楽しい!
市場の中にも、屋台にカウンターがついてる形式で飲める場所がいくつかあって、バルセロナといえば海鮮!とうことで海鮮屋さんに入店。
朝から飲んじゃうことに特に何も感情を持たなくなってから何日経つんやろうってかんじ。
大満足。この時点でまだ11時。早起きって最高なんわかってるけど出来ないよなあ~~。このままはしごしてもよかってんけど、明日のやることがなくなるので退散。スペインも先はまだ長い。
ブケリア市場は特にスリが多いみたい。飲んでるとき、机の上にiPhone置いてたら取られるよって店員さんに教えてもらった。
パリに続きピカソ美術館へ
宿が中心部から遠いこともあって、まだまだ活動的に動きます。
ビール瓶をいつでも開けられるように安い栓抜きを購入。こっちの人ら手でガンッて(早すぎてどうやってるか見えん)開けよんのよ!一回真似して血だらけになったので課金。
パリでもピカソ美術館に行ってんけど、「ピカソがどう生きたか」に重点が置かれた展示になっていて、キュビズム時代の作品しかなく青の時代の作品も見たいよねと言っていた時から行きたかった美術館。
入場料は12€でオーディオガイドが5€なんやけど、毎週木曜日の17~21時と、毎月第一日曜日は無料で入場できる。
バルセロナのピカソ美術館は小さいころに描いた絵も展示されていた。めちゃめちゃ上手。
臨終の瞬間・死にかけている母親・死んだ女の顔など、死について描かれてる絵が多かった印象。
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アメリカ人有名画家のポロックが「新しいことをやろうとしても、すべてピカソがやってしまってる」って言ったって本で読んだけど、一人の人間が素人にも分かるほどこんなにも画風の違う絵が描けるのは狂気とすら思った。
散歩のすえ二軒目へ
バルセロナって、もっとごちゃごちゃした汚い街のイメージやってんけど(失礼)、綺麗な街並みで、程よく盛り上がっててみんな陽気で愛想がよくて、物価が安くてビーチも近くて、夜遅くまで店開いてて、もう一日目から何もしてなくてもバルセロナ最高と思った。
散歩しつつ、物価の安さから壊れたセルカ棒と旦那のサングラスを求めてショッピング。「サングラスは安物でいい」とのことで捜し歩いて何軒目かにぴったり似合うサングラスに遭遇。
このサングラスいくら?
10€やで
高いからいいや、、(安いけど)
ほんなら8€はどうや!
5€でええやろ!
この間5秒。こんなところで東南アジアで培ったスキル発揮するとは思わなかったのに体が反応した。ベトナムありがとう。(店員さんありがとう)
この時点でまだ14時。このまま帰るのはもったいないから二軒目へ。
またまた前回のスペイン旅行で狂ったように飲んでたカヴァを注文。ぐいぐい飲んじゃう。
世界三大スパークリングは「フランスのシャンパン」「イタリアのプロセッコ」そして「スペインのカヴァ」!グラスにパンパンいれてくれるし美味しいしめっちゃ安いから大好き!!
パエリアが10€ってなってて、安いし食べちゃう?っていざ頼むと、最低二人前頼まなあかんって(たぶん常識なんやけど)初めて知ったので止める。安くはないので本場バレンシアでたべよーっと。
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