「つまらない国(都市)なんてない。お金があればどこでも楽しい」「つまらない事象もない。教養が足りてないだけ」という話をよく旦那さんとしていたし、今もその通りとは思っている。「ジュネーブは何も悪くないんや!私らの資金・準備不足が悪いんよごめんね!」とも思うけど、やっぱりジュネーブは何もなかったと思う。今後スイスに行く人は上の方か山々の麓に行ってほしい。
ハイライト
- ジュネーブのスタバに行く
- おなじみFlixBusでフランス/リヨンへ移動
- リヨンでフランス料理を嗜む
- 翌日のモンブラン登頂に向け準備
日記
見るところも昨日(記事はコチラ)で一通り見てしまったし、変なお金は使いたくないので宿でしっかり朝ごはんを食べてから12時のチェックアウトギリギリまで滞在。
湖沿いのスタバでただのアイスコーヒーに1,000円弱も支払いブログの更新に励むことに。
最近さぼりすぎてしまったよ~~。今13カ国目やのにまだベトナム(一カ国目)も更新しきってないと大反省。学生時代にも20か国程行ってて、当時まだ感性が若くて何にでも衝撃を受けて「こんな気持ち一生忘れない!」と思っててもちゃっかり忘れてしまう。
今回の旅は、おじいちゃんおばあちゃんになっても「あの時はこうだったね」といつまでも旦那さんと思い出話に花が咲くような旅にしたい。忘れたくない。
おなじみのFLIXBUSで3時間かけて移動。移動費は一人約2,000円。いつも宿泊代を浮かすために夜行バスやから窓の外は見てなかったけど、今回は珍しく昼行便なので、窓の奥に見える山と田舎町が楽しめました。都市部は国によって発展のベクトルが異なって、国の特色が出やすいんやけど、田舎はどこも同じような田舎。
途中で土砂降りの大雨が降ってきて、7月の頭から始まったヨーロッパ周遊旅初めての雨でした。明日から最大イベントシャモニーでモンブランを眺めるのに先行き最悪、、、!
私が張り切って計画した案件はもれなく台風がくるよ!サークルの合宿では二回も明石大橋を封鎖させてしまった前科があるよ!だから自称晴れ女が心底嫌いだよ!
定刻より一時間早くリヨンへ到着。電車で宿に向かうけど空が鬱蒼とした分厚い雨雲に小雨。知らんけど「これぞフランス~~」って感じの天気。ロンドンも同じイメージ。知らんけど。
建物の造りが日本と違うから分かりにくいにか、旦那氏が先導していたAirbnbで取った宿の入り方が分らなくって周辺をウロウロしてたんやけど、私が説明文を見たら一発で入れました。「おっ!すげえ!」じゃないねん。賢いか思ってたけどアホやな、って思ってたら学歴マウント取られました。アラサーは職歴が大事ですうう~~~!
中に入ると「フランスっぽい家!」って感じ。ヨーロッパの家って表は一面が同じ建物に見えるけど、内側にアパートの個室がうわーって広がってる。日本のマンションの造りと表裏反対。ルームメイトのオーストラリア人の女の子二人に挨拶をして、満を持してフランス料理を食しに町へ!
20時すぎに出発するとまだ暗くないのにすでに町が閑散としてる。これは通常運転なのか、今日が雨だからなのか、時間が遅かったからか、、?ちらほら開いてるお店に三件ほど入ってみたけど、閉店間際だからと言って入れてくれませんでした。
サラリーマン時代は22時から飲み始めるなんてざらやったし、新宿は朝まで盛り上がってるからそのテンションで行くとだめなんやな。。
仕方なく旧市街地(町全体が世界遺産!)の方へ橋を渡っていくことに。すでにこの時点でただ晩御飯を食べたいだけやのに一時間も経過。二人とも機嫌が悪くなっていく。会話がない。
旧市街の方が栄えているものの、やっぱり開いてるのはバーしかなくてまた練り歩くこと30分。旦那氏「今日はお酒一杯のんで帰ろうか?」と一言。私は食に命を懸けてるので妥協は許さない。無視して歩き続けると一軒のお店が盛り上がってる!!
GoogleMapで調べると、フランスの郷土料理屋さんということで決定。
店名は「Le Laurencin」。値段は安価って書いてるし、人もいっぱいやからこれは当たりじゃないか!?と思って決定。
私はグレービーソースのかかったグラタンと、旦那氏は牛肉のなにか。これで1つ16€(約2150円)。ちょっと高いやん。日本人にとっての「安価」は1000円未満やねん。遠くから吉野家とサイゼリアに深くお礼した。
私のは普通に美味しかったけど、旦那氏の料理は三分の二がポテト。しかも美味しくはなく、旦那氏ぶちぎれ。「このへんにサイゼリア誘致して店つぶしたろかああ!」言うてました。(お店の人に美味しかった?って聞かれて、美味しかったよと社交辞令満点の回答をしてました。笑)
種類・値段すべてを含め、日本の食の幅の広さってほんまにすごいと思うんよね。安くてもちゃんと美味しい。すごいなと思う一方で、その物価の安さはアジアの一部の国に過ぎないからなんやなと悲しくなったり。
ただお腹は満たされ、お酒も飲んで、機嫌が直りるんるんで帰宅。街並みたしかに綺麗!!明々後日ちゃんと観光しよう!
チェコもハンガリーもパリもロンドンも、、町のど真ん中に川が流れててその周辺が栄えてる文化が面白い。人間って川好きなんやな。旦那氏も橋の真ん中でジャンプして微揺れするのを楽しんでました。
明日はシャモニーということでうきうき準備。天気予報は「risk storm」ってなってるけど。。。
パパが「アルザス地方の料理は最高やで!食べてき!白ワインのリースリングヒューゲルも!」と小遣いも渡さないのに無責任なことを言っていたので、ジュネーブに来た人は是非。